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Vlog編集で迷う人へ。カットのつなぎ方は“文脈”で考えるとうまくいく

2026 6/09
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動画制作TIPS
2026-06-09

Vlogを作ってみたい。

そう思って、日常の何気ないシーンを撮ってみたものの、

いざ編集しようとすると、

「次にどのカットを置けばいいんだろう?」
「なんか、ただ素材を並べただけになってしまう」
「おしゃれなBGMを入れても、思ったような雰囲気にならない」

と感じたことはありませんか?

映像制作を始めたばかりの方から、

「カットのつなぎ方がわからない」

という相談をいただくことがあります。

実際に動画を見てみると、

撮った素材をそのまま時系列に並べているケースも少なくありません。

もちろん、時系列に並べることが悪いわけではありません。

日常の流れをそのまま見せることで伝わるものもあります。

ただ、何も考えずに順番通りに並べるだけだと、

見ている人にとって少し退屈に感じたり、

何を見ればいいのかわかりにくくなったりすることがあります。

Vlogは、日常を撮れば自然に完成するように見えます。

でも実際は、

どのカットを選び、

どの順番で見せるかによって、

印象が大きく変わります。

私は、カットのつなぎ方は「文脈」で考えるとわかりやすいと思っています。

今回は、Vlog編集で迷いやすい「カットのつなぎ方」について、私なりの考え方を書いてみます。

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Vlogがうまく見えない理由は、素材ではなく“つながり”かもしれない

Vlogを作ろうとすると、

ついカメラや画質、BGM、おしゃれなテロップに目がいきます。

もちろん、それらも大切です。

でも、Vlogがうまく見えない原因は、

素材そのものではなく、

カット同士のつながりが見えにくいこと

だったりします。

例えば、

朝のコーヒー
↓
子どもの支度
↓
洗濯物
↓
パソコン作業
↓
移動中の景色

これらの素材があったとしても、

何も考えずに並べると、

「日常の断片を並べただけ」

に見えてしまうことがあります。

ひとつひとつのカットは悪くない。

でも、前後のつながりが見えないと、

見ている人は

「何を見ればいいのか」

「どんな時間を感じればいいのか」

がわかりにくくなってしまいます。

では、同じ朝の時間でも、

少し流れを意識して並べるとどうでしょうか。

朝の光
↓
コーヒーを淹れる手元
↓
パソコンを開く
↓
キーボードを打つ音
↓
作業中の表情

この順番で見せると、

なんとなく

「一日が始まる感じ」

が伝わってくると思います。

同じ朝の素材でも、

どのカットを選び、

どの順番で見せるかによって、

見えてくる意味は変わります。

だから私は、Vlogを編集するとき、

ただ素材を並べるのではなく、

カット同士のつながりを意識することが大切だと思っています。

映像は文章と同じ。カットは“単語”のようなもの

私は、映像は文章と似ていると思っています。

文章は、単語をただ並べただけでは伝わりません。

どの言葉を選び、

どの順番で並べるかによって、

意味や印象が変わります。

映像も同じです。

カットは、ひとつひとつの単語のようなもの。

そして、カットのつなぎ方は文章の文法に近いものだと思っています。

例えば、

「雨の夜のバス停に女性が立っている」

というシーンがあったとします。

引きの画で見せれば、

雨が降る夜のバス停に女性が立っていることがわかります。

引きの画には、「雨が降る夜のバス停に女性が立っている」という状況が含まれています。

場所、時間、天気、人物の位置など、広い画だからこそ伝えられる情報があります。

少し寄れば、

その女性は傘を差さずにずぶ濡れになっていることがわかります。

表情をアップにすれば、

涙を流していることがわかります。

この順番で見せると、

まず状況がわかり、

次に女性の状態がわかり、

最後に感情が見えてきます。

つまり、状況を説明するような流れになります。

でも、最初に涙のアップから見せたらどうでしょうか。

見ている人は、

「なぜ泣いているんだろう?」

と考えます。

次に、濡れた髪や雨音を見せる。

最後に、雨の夜のバス停で立ち尽くしている姿を見せる。

すると、同じシーンでも、

少し物語のように感じられます。

これは文章でいうと、

倒置法に近い表現かもしれません。

例えば、

「雨が降る夜のバス停に、ずぶ濡れになった女性が立っていた。彼女は泣いていた。」

と見せるのか。

それとも、

「彼女は泣いていた。雨が降る夜のバス停で、ずぶ濡れになりながら。」

と見せるのか。

伝えている情報はほとんど同じでも、

順番が変わるだけで、

受け取る印象は変わります。

何を先に見せるか。

何を後から見せるか。

それだけで、映像の意味や余韻は変わります。

だから私はカットをつなぐとき、

「この次に何を置くか」

だけではなく、

「見ている人に、どんな順番で情報を渡すか」

を考えるようにしています。

Vlogで使いやすいカットのつなぎ方

Vlog編集では、

難しいトランジションや派手なエフェクトを使わなくても、

カットのつなぎ方を意識するだけで流れが作りやすくなります。

私が意識しているつなぎ方をいくつか紹介します。

5W1Hを意識すると、流れが見えやすくなる

Vlogでまず意識しやすいのが、

5W1Hでつなぐ方法です。

5W1Hとは、

  • When:いつ
  • Where:どこで
  • Who:誰が
  • What:何を
  • Why:なぜ
  • How:どうした

という情報のことです。

Vlogがただの日常の断片に見えてしまうときは、

この5W1Hのどれかが抜けていて、

見ている人が状況をつかみにくくなっていることがあります。

例えばカフェに行くVlogなら、

いきなり飲み物のアップを見せるよりも、

街の景色
↓
お店の外観
↓
ドアを開ける
↓
席に座る
↓
メニューを見る
↓
飲み物が届く

という流れにすると、

「どこに行って、何をしているのか」

が自然に伝わります。

家で作業を始めるVlogでも、

朝の光
↓
コーヒーを淹れる
↓
パソコンを開く
↓
キーボードを打つ

という流れにすると、

「朝、自宅で仕事を始める時間」

として伝わりやすくなります。

Vlog初心者の方は、

まずおしゃれなカットを撮ろうとするよりも、

いつ、どこで、誰が、何をしているのか

がわかるカットを撮っておくと、

編集のときに流れを作りやすくなります。

動作でつなぐ

次に使いやすいのが、動作でつなぐ方法です。

例えば、

ドアノブを握る
↓
ドアが開く
↓
部屋に入る

この流れはとても自然です。

他にも、

コップを持つ
↓
コーヒーを注ぐ
↓
一口飲む

というように、

ひとつの動作を分けて撮ると、カット同士がつながりやすくなります。

Vlogでは、手元の動きがとても使いやすいです。

料理をする。
パソコンを開く。
ノートを書く。
カバンに荷物を入れる。

こうした何気ない動作を撮っておくと、

編集のときに流れを作りやすくなります。

視線でつなぐ

人が何かを見る。

その次に、見ているものを映す。

これも自然なつなぎ方です。

例えば、

パソコン画面を見る
↓
画面のアップ
↓
キーボードを打つ手元

という流れ。

あるいは、

窓の外を見る
↓
外の景色
↓
少し考えている表情

という流れ。

視線の先を見せることで、

見ている人も同じようにその対象へ意識を向けることができます。

これはVlogだけでなく、

インタビュー動画や商品レビュー動画でもよく使える考え方です。

音でつなぐ

Vlogでは、音も大切なつなぎになります。

例えば、

お湯を注ぐ音。

キーボードを打つ音。

ページをめくる音。

ドアが閉まる音。

こうした生活音が入ることで、

映像にリズムが生まれます。

BGMだけに頼らなくても、

音のつながりで心地よい流れを作ることができます。

特に、テロップ中心のVlogやナレーションのない動画では、

生活音があるだけで空気感が伝わりやすくなります。

感情でつなぐ

少し難しいですが、

感情でつなぐ方法もあります。

例えば、

疲れた表情
↓
散らかった机
↓
冷めたコーヒー
↓
少し休憩する姿

この流れを見ると、

「忙しかったのかな」

「少し疲れているのかな」

と、見ている人は自然に想像します。

全部を言葉で説明しなくても、

カットの流れで感情は伝わります。

Vlogは、ただ行動を記録するだけではなく、

その日の気分や空気感を伝えることもできます。

だから私は、

「何をしたか」だけでなく、

「どんな気分だったか」が伝わるカットも大切だと思っています。

間は情報の余白で生まれる

映像の「間」というと、

カットを長くすることや、

無音にすることをイメージする人も多いかもしれません。

でも私は、

間は時間の長さだけで生まれるものではないと思っています。

間は、

見ている人が情報を補完している時間

でもあります。

例えば、

涙のアップ
↓
雨音
↓
バス停の引き

という流れがあったとします。

見ている人は、

「なぜ泣いているんだろう」
「ここはどこなんだろう」
「何があったんだろう」

と考えます。

その考えている時間が、映像の間になります。

Vlogでも同じです。

全部を説明しなくても、

静かな部屋、
キーボード音、
コーヒーの湯気、
少し疲れた横顔。

それだけで、

「今日は作業に集中している日なんだな」
「少し疲れているけど、頑張っているんだな」

と伝わることがあります。

説明しすぎないことで、

見る人が想像できる余白が生まれます。

その余白が、Vlogの心地よさにつながることもあります。

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撮影時から“次のカット”を考えておく

カットのつなぎ方は、

編集のときだけ考えるものではありません。

撮影時から、

「このカットの前後には何が来るかな」

と少し意識しておくと、

編集がとても楽になります。

例えばVlogを撮るときは、

次のようなカットを意識して撮っておくと便利です。

例えば
  • 場所がわかる引きのカット
  • 手元の動き
  • 表情
  • 音が出る動作
  • 移動中の景色
  • その日の空気感がわかるもの

私は撮影するとき、

1カットだけを綺麗に撮るというより、

「このカットは前後のどこにつながるだろう」

と考えることがあります。

Vlogは、完璧な映像を撮ることよりも、

日常の流れをどう見せるかが大切です。

だからこそ、

撮影の時点で少しだけ“つなぎ”を意識しておくと、

編集で迷いにくくなります。

初心者は、まず“流れを作る”ところから

Vlog編集に慣れていないうちは、

編集ソフトの操作だけで疲れてしまうことがあります。

Premiere ProやAfter Effectsのような本格的なソフトは、

できることが多い分、

最初は操作を覚えるだけでも大変です。

でもVlog初心者がまず大切にしたいのは、

難しいエフェクトを使うことではありません。

素材を選ぶ。
不要な部分をカットする。
自然な順番で並べる。
必要なところにテロップを入れる。

まずは、

動画の流れを作ること

が大切です。

その点、Vrewはカット編集やテロップ入れがしやすいので、

初心者でも動画の流れを作ることに集中しやすい編集ツールだと思います。

特に、

話しながら撮ったVlogや、

テロップ中心の動画、

ショート動画を作りたい人には相性が良いです。

私自身も、動画編集は難しい機能をたくさん使うことより、

「何を残して、何を削るか」
「どんな順番で見せるか」

を考えることの方が大切だと感じています。

まずはVrewのような扱いやすいツールで、

素材を並べながら、

カットのつながりを考える練習をしてみるのもおすすめです。

Vrewの使い方や料金、プロモーションコードについては、別記事で詳しくまとめています。

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カットをつなぐことは、文脈を整えること

カットのつなぎ方に、絶対の正解はありません。

時系列で見せるのが合うときもあれば、

あえて結論から見せた方が印象に残ることもあります。

大切なのは、

前のカットで何を見せて、

次のカットで何を受け取ってもらうのか。

そこを考えることだと思います。

カットをつなぐことは、

ただ素材を並べることではありません。

見る人の理解や感情が自然につながるように、文脈を整えることだと思っています。

Vlogは、特別な場所に行かなくても作れます。

派手な演出がなくても、

日常の中にある小さな流れを丁寧につなぐことで、

ちゃんとひとつの映像になります。

カメラや編集ソフトの使い方に悩む前に、

まずは

「この次に何を見せたら自然に伝わるかな」

と考えてみる。

それだけでも、Vlogの見え方は少し変わると思います。

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この記事を書いた人

fummyのアバター fummy 動画クリエイター/クリエイティブディレクター

35歳/2児の母。
映像制作会社を経てフリーランスに。
企業のプロモーション映像やブランディングを軸に、モーショングラフィックスを活かした映像表現を得意としています。
映像・デザイン・Webを横断し、ブランドの世界観を形にする仕事をしています。

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